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![]() | 国坂[中国地方] |
古くは君坂(くんさか)とも書き,「くんさか」の俗称は最近まで残った。倉吉平野北部,天神川下流と北条川とに挾まれた平地に位置する。北は日本海に面し,北条砂丘上に立地。地内に茶臼山がある。地名の由来については,アイヌ語で「葦と水との土地」の意とする説もあるが,「北条町誌」は国境の転化とする。茶臼山一帯には約40基の古墳があり,うち4基は前方後円墳。式内社の国坂神社が鎮座し,少彦名命を祀る。社格は,承和4年従五位下,斉衡3年正五位下,貞観9年正五位上(続日本後紀・文徳実録・三代実録)。また,天慶3年には従三位から正三位に進んだといわれる。茶臼山には茶臼山城跡があり,中世末期の増田玄蕃允の居城という。小字名に馬場・表平・殿屋敷が残っている。「伯耆民談記」によれば,天文13年秋に「天文の水」といわれる大洪水があった。なお,その当時には天神川の一支流が茶臼山の東麓をくねって流れ,現在の江北地内西新田場付近で海へ注いでおり,当地一帯を見日(みるか)の浜と称し,河口は大湊となっていた。
【国坂村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【国坂(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
