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丹生山地東端に位置する乙坂山北東麓の谷の入口付近に集落がある。地名の由来は,古墳時代以来,米などの蒸し器として使用された甑の生産地であったからか。ただし,今のところ甑や窯跡は発見されていない。神明神社背後の尾根上に,直径5〜8mの円墳が数基認められるが,いずれも未調査。集落北部の山腹から鎌倉初期のものとされる壺が出土した(現在,宮崎村陶芸館に陳列)。【甑谷村(中世)】 戦国期に見える村名。【甑谷村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。【甑谷(近代)】 明治22年〜現在の大字名。