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![]() | 佐野[関東地方] |
足尾山地の南縁,秋山川下流域に位置し,南部は低湿地であるが,三方を山に囲まれている。地名の由来は,山と山との間に開けた野であることから狭野の転訛したものと思われ,かつては田沼町一帯をも含んで呼ばれていた(影山家文書)。縄文早期の大庵寺北遺跡・玄関山遺跡・西浦遺跡など,弥生時代の再葬墓で知られる出流原(いずるはら)遺跡があり,最も古い古墳としては5世紀中期に造営された八幡山古墳があったが,昭和30年上水道の貯水槽を作ったために消滅した。「万葉集」巻14に「下毛野安蘇の河原よ石踏まず空ゆと来ぬよ汝が心告れ」「赤見山草根刈り除け逢はすがへあらそふ妹しあやに愛しも」とあるのは,当地を詠んだ歌である。古代には東山道が通じた。
【佐野荘(中世)】 平安末期〜戦国期に見える荘園名。
【佐野町(近代)】 明治9〜22年の町名。
【佐野町(近代)】 明治22年〜昭和18年の安蘇郡の自治体名。
【佐野市(近代)】 昭和18年〜現在の自治体名。
【佐野(近代)】 昭和18〜27年の佐野市の地区名。
