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![]() | 市坂[近畿地方] |
一ノ坂とも書く(五畿内誌)。木津川の支流井関川中流域に位置する。山城国の最南部で,大和国(奈良県)に境界を接し,奈良街道が北方木津から当地を経て大和国奈良に至る。崇神天皇10年に大毘古命が「山代ノ国ヲ見ルニ宜シ」と述べたところからその名が生まれたという国見山(105m)を擁し(府地誌),法然が座して念仏を唱えたという念仏石が,動(ゆるぎ)観音堂のかたわらにある(雍州府誌)。「古事記」崇神天皇条に「山城之幣羅坂」,「日本書紀」にも「一云,大彦命到山代平坂」とあり,市坂の古名か。
【一坂(中世)】 平安末期〜戦国期に見える地名。
【市坂村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【市坂(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
