検索結果一覧
745件Hitしました
291から10件/745件中
![]() | 左近[中国地方] |
立岩山に続く山並みのふもと,塩見川上流の段丘上に位置する。村名の由来は塩見谷の詰りに位置し,谷の詰りを迫(さこ)ということにちなむ(因伯地名考)。「因幡志」によれば,滝山城跡があり,塩見左近の居城かと推測している。塩見左近は箭渓(やだに)の蛇山城主塩見源太の子で,当時国府方面への要路であった当地に城を構え,蛇山城の塩見家と呼応して塩見谷を支配していたものであろう。松風・村雨の姉妹をめぐる伝説があり,在原業平が因幡の国守に赴任する途中須磨の浦で潮汲む美しい姉妹を見染めて同行させ,4年間稲葉山で暮らしたが,任期後に帰京する際,松風・村雨の姉妹は当地に残り,人目を避けて生涯を終えたという(因幡伯耆の伝説)。業平が寵愛した姉妹との惜別の情断ちがたく詠んで与えた歌が「立ち別れ稲葉の山の峰に生ふる松とし聞かば今かへり来む」の一首であるという。
【左近村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【左近(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
