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![]() | 三戸[東北地方] |
馬淵(まべち)川支流の熊原川・猿辺川流域に位置し,両河川は東北部で馬淵川に合流している。西北部は奥羽山脈の東に連なる山岳地を形成し,東部の小盆地には集落が開けている。地名の由来は,鎌倉初期甲斐の南部氏が下向して糠部(ぬかのぶ)に入部,糠部を一戸から九戸までの戸(部)に分かち,1つの戸ごとに1牧場を設けたことによるという。また,糠部郡の中世の行政区画は,東西南北の4つの門(かど)制があり,その下に一戸から九戸までが配置されたからともいわれる(地名辞書)。熊原川・馬淵川・猿辺川の河岸段丘や丘陵地には縄文前期〜晩期の遺跡が30か所ほど知られている。
【三戸(中世)】 鎌倉期から見える地名。
【三戸村(近世)】 江戸期の村名。
【三戸城下(近世)】 江戸期の城下町名。
【三戸町(近代)】 明治22年〜現在の三戸郡の自治体名。
