検索結果一覧
66件Hitしました
41から10件/66件中
![]() | 松隈[九州地方] |
背振山の山間部に位置し,北より蛤岳・千石山・権現山があり坂本川と永山川が合流して田手川となり南流する。ほとんどが山林で河川沿いに狭長な水田がわずかに開ける。背振山は上宮を東門寺,中宮を霊仙寺,下宮を積翠寺と呼び,特に中宮霊仙寺域は背振山における台密系仏僧・修験者らの活動の拠点であった。建久2年,宋より帰朝した禅師栄西が,持ち帰った茶の種子を石上坊の庭にまき,合わせて茶の製法をもたらし,わが国における茶栽培の始源の地といわれている。水上坊仁周が鍋島家の助力を得て中世末期の混乱で荒廃に帰した霊仙寺を復興し,水上坊・土橋坊・石上坊・中谷坊・香善坊・北谷坊・道場坊・五戒坊・多聞坊・万善坊の中宮十坊を再興,さらに坂本に修学院を開いたと伝える。その後,しばらく繁栄は続くが,筑前側との境界争い,また各坊間の本寺争いなどにより,次第に衰微し,明治維新後修学院と中宮の乙護法堂を残して廃寺となる。現在背振山霊仙寺遺跡・霊仙寺跡が残る。
【松隈村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【松隈(近代)】 明治22年〜現在の東脊振村の大字名。
