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![]() | 湯村[中部地方] |
古くは湯島村と称した(国志)。甲府盆地の北,荒川の支流湯川上流に位置する。地名の由来は,地内に温泉があったことによる(国志)。当地の温泉には,鷲が傷をいやすためにしばしば舞い下りるのを村民が見て泉源を発見したとか,大同3年弘法大師が諸国行脚の途中に当地で湧出場所を村民に教えたという伝説がある。古墳時代の万寿森古墳・大平古墳群,室町期の湯村山のろし台跡がある。温泉脈は甲府旧市内の温泉と湯村温泉を結ぶ北西より南東に走るある幅をもった帯の深部地質構造にあるようで,花崗岩・緑岩の構成する岩帯から湧出するという。温泉温度は30〜52℃で,リューマチ・神経痛・外傷・胃腸病などに効能がある。
【湯村(近世)】 江戸期〜明治8年の村名。
【湯村(近代)】 明治後期・大正期〜昭和17年の大宮村の大字名。
【湯村町(近代)】 昭和17〜45年の甲府市の町名。
【湯村(近代)】 昭和44年〜現在の甲府市の町名。
