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![]() | 常葉[中部地方] |
御坂(みさか)山地の西麓山地,常葉川支流の栃代川下流に位置する。地名の由来は,往古当地に居を構えた常葉氏にちなむといわれる。縄文時代の五条遺跡がある。地内五条平(旧称御城平)は豪族常葉氏の館跡と伝えられる。口碑・伝承は豊富である。ほかに馬場氏の屋敷があったという(城郭大系8)。天正10年8月13日付有賀式部助宛徳川家印判状に「甲州成田之内拾八貫文・同所常葉分拾八貫文」と見える(記録御用所本古文書/甲州古文書3)。常葉氏については,「国志」に「大系図ニ秋山太郎光朝ノ二男下山小太郎ノ弟トス,子孫ノ系ヲ載ス,今校スヘキモノナシ,西郡鷹尾寺ノ棟札ニ嘉吉三年癸亥八月廿二日両旦那云云,源朝臣丹後守光泰ト記セリ,本村ニ古墳一基アリ,里人常葉殿ノ墓ト云伝フ」と記されている。
【常葉村(近世)】 江戸期〜明治8年の村名。
【常葉(近代)】 明治後期・大正期〜現在の大字名。
