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古川盆地のほぼ中央,宮川右岸,支流太江(たいえ)川が合流する付近の平坦地に開ける。地名の由来は,上代に大杉が生立ちたる山崎か岡崎か野崎なる村という意味によるという。一説には野中の一本杉の大木があり,1村をその蔭で覆った地ゆえ名づけられたともいう。また別称小島ともいい,中世に山城を築いて小島某が住んだことから村名になったともいう。村内てんが洞には,室町期に国司藤原頼鑑居住の小島城があり,一度落城し再び文明年間藤原基綱が居城,天正13年に落城,廃城となった。【杉崎村(近世)】 江戸期〜明治8年の村名。【杉崎(近代)】 明治8年〜現在の大字名。