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![]() | 戸石[九州地方] |
「といす」ともいう。西彼杵(にしそのぎ)半島・長崎半島の基部に位置し,南は橘湾(千々石(ちぢわ)湾)に面する。橘湾の牧島を含む。北部に松尾岳・船石岳,西部に行仙岳・普賢岳があり,戸石川が南流して橘湾に注ぐ。地名の由来は,砥石が産することによるという。また,現在の戸石神社についてはもと薄暗い竹藪で,夜は気味の悪い火がトロトロと燃え出して近寄る人さえなかったが,ある夜,突然暴風雨となり,沖へ出漁していた船はこの竹藪の火を目標にして無事に帰ってきた。竹藪の中を調べると,木片と軽石だったので,軽石を土台にして木片を御神体として小さな祠を建てたと伝えられ,そこで木と石にちなみ,はじめ木石(きいし)と称したが,のち戸石に転訛したものともいう。
【戸石村(中世)】 南北朝期に見える村名。
【戸石村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【戸石村(近代)】 明治22年〜昭和30年の北高来郡の自治体名。
【戸石町(近代)】 昭和46年〜現在の長崎市の町名。
