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岡山平野の中央部に位置し,北部にかつての島であった小丘陵がある。地名の由来は,天正12〜13年の間に岡山城主宇喜多秀家が潮止め堤防を築いて初期の開墾を行ったとき,その堤防(宇喜多堤,現在の町筋)の前面に広い干潟があったことによる(岡山地名辞典)。当地は粘土性の強い土壌で,藺草の生育に適し,特産の畳表の盛業のもととなった。【前潟村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。【前潟(近代)】 明治22年〜現在の大字名。