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![]() | 野井倉[九州地方] |
菱田川東岸の火山灰台地上に位置する。南部約2kmは志布志湾に面し高浜之庄といわれ,白砂青松の海岸には,神武天皇東征発航にちなんだ伝説がある。四部合(しぶあい)集落にある野井倉神社は,永禄12年9月伴兼種の勧請によるという棟札があった(有明町誌)。土橋集落では,大正6年広鋒(ひろさき)銅鉾1本が出土し,弥生時代の土器は,坪山・土橋・押切・飯山・小松・仮屋など各地に出土する。台地面は牧場として好条件を備え,平の牧・牧之内・馬草原(まくさばる)などの地名が残り,四部合に残る板碑3基(暦応4年)にも,牧馬にちなんだ伝説が伝えられている(県畜産史)。
【野与倉条(中世)】 南北朝期に見える条名。
【野井倉村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【野井倉(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
