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![]() | 竜田[近畿地方] |
竜田川下流域に位置する。矢田丘陵の南,竜田川の東に鎮座し,法隆寺の鎮守として竜田大社から勧請されたと伝える竜田新宮が平安期以降栄えるのに伴い,地名の重点は東方へ移動した。地名の由来については,タツはタチで,蝮(タチヒ)に竜の和名タツを結びつけて好字化したものか(三郷町史)。この地に落ちた雷神が童子に姿を変え農夫に養育されていたがのちに竜となって天に昇ったという伝説があり,竜田の地名の起こりとする俗説もある。奈良期から五行思想により都の東方の佐保を春,西方の竜田を秋とみて,竜田姫が秋を守る神で紅葉をもたらすという考えが起こり,風の神のイメージとともに文学の素材となった。竜田山・竜田川などもタツ(立つ,絶つ)に掛ける詞として多用され,「万葉集」「古今集」をはじめ,勅選集,和歌集などに見える。また,竜田明神が自ら縁起を語る有名な謡曲に金春禅竹作「竜田」がある。「わが行きは七日は過ぎじ竜田彦ゆめこの花を風にな散らし」(万葉集1748),「たつたひめたむくる神のあればこそ秋のこのはのぬさとちるらめ」(古今集298),「白雲の 竜田の山の 露霜に 色づく時に うち越えて 旅行く君は……竜田道の 丘辺の道に 丹つつじの 薫はむ時の 桜花 咲きなむ時に 山たづの 迎へ参出む 君が来まさば」(万葉集971),「ちはやぶる神世もきかずたつたがはから紅に水くくるとは」(古今集294),「君により言の繁きを竜田越え三津の浜辺に潔身しに行く」(万葉集626)。南部の竜田川左岸に竜田城跡がある。
【竜田(古代)】 大和期から見える地名。
【竜田(中世)】 鎌倉期から見える地名。
【竜田村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【竜田村(近代)】 明治22〜24年の平群郡の自治体名。
【竜田町(近代)】 明治24年〜昭和22年の自治体名。
【竜田(近代)】 明治22年〜昭和61年の大字名。
【竜田(近代)】 昭和54年〜現在の斑鳩町の町名。
