AFP
alpha1-fetoprotein
アルファ フェトプロテイン. 肝癌マーカー物質. 癌胎児性蛋白の一つ. ヒトの胎生期に肝, 卵黄嚢で合成される血清蛋白の分画. 血清中で > 400 ng/mlを陽性とする場合もあり, この基準では肝細胞癌の約65%で陽性となる. 肝炎, 肝硬変, 肝転移でも約20%が陽性になる. まれに他の癌でも上昇する例がある. 肝細胞癌例で腫瘍の大きさとAFP値には関連はない. 肝内胆管癌での陽性率は低い. 小児期の肝芽腫(hepatoblastoma)ではほぼ100%の陽性率. 出生時血清にも存在する. 肝硬変の
| 丸善 「略語大辞典」 JLogosID : 11865115 |