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腸管出血性大腸菌感染症(O-111)
【ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきんかんせんしょう(おーいちい】


病原性大腸菌のうち腸管出血性大腸菌の一つ。ベロ毒素と呼ばれる強毒性の毒素を生産し、下痢や発熱などの食中毒症状を引き起こす。合併症状として脳症、溶血性尿毒症症候群と呼ばれる肝臓疾患なども引き起こす。
2011年4月、焼肉チェーン店でユッケを食べた複数人の客が、腸管出血性大腸菌を原因とする溶血性尿毒症症候群などに罹患し、死亡する事件が発生。同店舗では肉を生で提供する際に行うべきと保健所から指示されている「トリミング」(肉表面のそぎ落とし)などの処理を行っていなかったことが明らかになっている。




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「新語」
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