長崎市長殺人事件
【ながさきしちょうさつじんじけん】
07年4月17日、4選を目指し選挙運動中の伊藤一長・前市長が指定暴力団山口系の元幹部、城尾哲弥被告に銃殺されたテロ事件。長崎地裁は08年5月26日午前、被告に求刑通り死刑判決を下した。被害者が1人で、殺人の前科がない被告に対する死刑判決は異例だが、松尾嘉倫裁判長は「民主主義を根幹から揺るがす凶悪、卑劣な犯行」と断じた。なお城尾被告の弁護人は判決を不服として、即日控訴している。
| 東洋経済新報社 「週刊東洋経済」 JLogosID : 14490708 |