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ハンカチ
【はんかち】


ハンカチが四角い理由

私たちにとって一一三日といえば「文化の日」。ここ最近連休をつくるために祝日定義仕方変わったりしているので、日付をいわれてすぐに何の日かわかるものは少なくなってしまった。だが、この一一三日文化の日」は変わらないので、日付を聞けば何の日かは誰でもすぐに答えられるだろう。さて、一一三日日本では「文化の日」だけれど、フランス国王ルイ一六世の妃、マリー・アントワネット由来の「ハンカチの日」でもあることをご存知だろうか。「ハンカチの日」は、「マリー・アントワネット誕生日にいちばん近い祝祭日」とされている。マリー・アントワネット誕生日一一二日だから、日本の場合一一三日毎年必ずハンカチの日」になるというわけだ。近くに祝日がない国では、いちばん近い日曜日ということになり、毎年日付変わる場合もあるかもしれない。マリー・アントワネットといえば、オーストリア帝国女帝マリア・テレジアの娘で、フランスブルボン王家政略結婚で嫁がされて王妃となり、フランス革命で命を落とすというドラマチック人生を送ったことで知られる様々な映画小説取り上げられているが、そこでは、わがままで浪費家国民からは厳しく批判された、と描かれることが多い。そんなマリー・アントワネット誕生日が、なぜハンカチの日になっているかを調べてみると、そのわがままぶりが顔を出してくる。マリー・アントワネット時代ハンカチは、丸、三角楕円えんに細長いものがあったりと、サイズや形はバラバラだった。それをマリー・アントワネットが「フランス国内ハンカチはすべて四角統一したい」とルイ一六世に進言し、その通りに、国内ハンカチはすべて正方形にするべしという法令発令されてしまったのである。この法令違反したからといってどんな罰則があったのかまではわかっていないが、この法令がちゃんと守られたため、ハンカチ四角というのが定番になったのだ。定番になったということは、人々ハンカチ四角統一されたことに合理的な面を感じたのかもしれない。それはともかく、フランス四角当たり前となったハンカチは、ヨーロッパなどに次第に広まって、現在至るというわけだ。確かに日本でも、ハンカチ四角いマリー・アントワネットは、ある意味ハンカチの母」なのである。




東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820725