Google
検索エンジンサービスの大手。1998年、当時スタンフォード大学の大学院生であったラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンによって設立。「重要なページはそれだけたくさんのところから参照されている」という理論に基づく「ページランク」技術を使った検索システムの優秀さにより、後発でありながら、検索エンジンの世界でトップに上りつめた。ただしその影響力の大きさに比した説明及び情報公開の責任を果たしていないとして、近年批判の声も高まりつつある。業務の2割の時間を好きな研究に充てることを義務づける「20%ルール」と呼ばれるユニークな社則をもっており、そこから様々な新技術が生まれてくるのも特徴の1つ。全世界をカバーする、衛星写真を使った地図サービス「Google Earth」や、電子メールサービス「Gmail」など、新たな技術トレンドを続々と生み出している。
| 朝日新聞社 「知恵蔵2009」 JLogosID : 14846659 |