重複立候補

衆議院の選挙制度(小選挙区比例代表並立制)では小選挙区での立候補者を、比例代表区における政党の名簿にも同時に登載することができる。その場合、小選挙区での立候補者の全部(もしくはその一部)を同じ順序にすることができる。その同一順序の候補者の中での当選者は惜敗率で決まる。惜敗率とは小選挙区における落選者の得票数を当選者の得票数で割った数値。当選者との差が小さければ、惜敗率は高くなる。復活当選とは、重複立候補者が小選挙区選挙で落選し、比例区選挙で当選することを指す。ただし、小選挙区選挙で供託金が没収された者は復活当選できない。

![]() | 朝日新聞社 「知恵蔵2009」 JLogosID : 14847843 |