全訳古語辞典 は行 は 32 春秋【はる-あき】 [名] [1]春と秋。[例]「夏の蝉(せみ)のはるあきをしらぬもあるぞかし」〈徒然・七〉[訳]「夏のせみが春と秋を知らない(で死ぬ)こともあるのだ」[2]年月。歳月。また、年齢。[例]「年経(としへ)給へらむはるあきの暮らしがたさなども」〈源氏・蓬生〉[訳]「年齢を重ねなさった歳月の暮らしのつらさなども」 東京書籍「全訳古語辞典」JLogosID : 5072014