藤原俊成女
【ふぢはらのしゅんぜいのむすめ】
[[人名]]ふぢはらのしゅんぜいのむすめ【藤原俊成女】(フジワラノシュンゼイノムスメ)((名は「としなりのむすめ」ともいう))(?~一二五二?)鎌倉時代前期の歌人。藤原盛頼(もりより)の娘。母は俊成の娘の八条院三条で俊成の孫にあたるが、祖父俊成の養子となる。源通具(みちとも)の妻。出家して嵯峨(さが)禅尼、越部(こしべ)禅尼と呼ばれた。後鳥羽(ごとば)院に仕え、歌人として活躍した。新古今の時代を代表する歌人。家集に『俊成卿女集』がある。→かぜかよふ…〔〔和歌〕〕
 | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5073502 |