全訳古語辞典 は行 ふ 26 藤原敏行【ふぢはらのとしゆき】 [[人名]]ふぢはらのとしゆき【藤原敏行】(フジワラノトシユキ)平安時代前期の歌人。三十六歌仙の一人。富士麿の子。母は紀名虎(きのなとら)の娘。従四位上右兵衛督(うひょうえのかみ)に昇進。宇多(うだ)天皇時代の中心的歌人で、著名な歌を多く詠み、書もよくした。歌は『古今和歌集』に十九首が採録されており、家集に『敏行朝臣(あそん)集』がある。→あききぬと…〔〔和歌〕〕・すみのえの…〔〔和歌〕〕 東京書籍「全訳古語辞典」JLogosID : 5073512