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陽炎の
【かぎろひ-の】


<枕詞>

かぎろひ-の【陽炎の】(カギロイ―)かげろうが春に立ちのぼることから、「春」にかかる。また、かげろうが立ちのぼるさまが燃えているように見えることから、「心燃ゆ」にかかる。
[例]「◎奈良(なら)の都はかぎろひの春にしなれば」〈万葉・六・一〇四七・長歌〉




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5075210