全訳古語辞典 さ行 さ 45 避らぬ【さら-ぬ】 ((動詞「さる」の未然形+打消の助動詞「ず」の連体形))(どうしても)避けることのできない。やむをえない。[例]「えさらぬ事のみいとど重なりて、事の尽くる限りもなく」〈徒然・五九〉[訳]「どうしても避けることのできない用事ばかりがいっそう重なって、用事のなくなる際限がなく」 東京書籍「全訳古語辞典」JLogosID : 5084109