あづさゆみまゆみつきゆみ
【あづさゆみまゆみつきゆみ】
〔〔和歌〕〕〈伊勢・二四〉
[訳]「長い年月をともに過ごして、私があなたに愛情をそそいだように、あなたも新しい夫と仲むつまじく暮らしなさい」
<参考>他の男と再婚しようとしている女を、かつて夫婦仲むつまじく暮らしていた男が祝福する愛別の歌。「梓弓ま弓槻弓」は、歌謡の「◎弓といへば品(しな)なきものを梓弓檀弓(まゆみ)槻弓品ももとめず品ももとめず(品こそあるらし)」〈神楽歌・弓〉にも見られ、素材による弓の種類を三つ並べたもので、「槻」と「月」が通じることから、「年」の序詞としている。
 | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5092247 |