ろく-ぢん
【ろく-ぢん】
[名]
ろく-ぢん【六塵】(―ジン)((仏教語))六根(=眼・耳・鼻・舌・身・意)を通して感受される六種の刺激。色・声・香・味・触・法の六つをいい、煩悩(ぼんのう)を起こさせ、人の清浄な心をけがすものとされる。
[例]「ろくぢんの楽欲(げうよく)多しといへども、みな厭離(えんり)しつべし」〈徒然・九〉
[訳]「六種の刺激から起こる欲望が多いといっても、(それらを)すべて嫌って捨ててしまうことができるはずだ」
 | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5105048 |