病気見舞いに行ったら、家族にもねぎらいの言葉を

入院の場合など、病室で家族の方と顔を合せることも多いもの。
そんな場合は、家族へのねぎらいの言葉も忘れないようにしましょう。ただし、病人の前では口にしないようにします。
「そうなんだ、すっかり苦労をかけちゃってね」などと病人に気持ちの負担をかけがちだからです。
病室の外まで追ってくれたときなどに、
「奥さまもどうぞ、ご看病疲れが出ませんように」
「大したことはできませんが、何かお手伝いできることがございましたら、ご遠慮なく、おっしゃってください」
のようにいうといいでしょう。
「奥さんも大変でしょう」という言葉はねぎらいにはなりません。

![]() | 角川学芸出版 「社会人話し方マナーとコツ」 JLogosID : 5200172 |