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タカス峠
【たかすとうげ】


上川地方鷹栖町と和寒(わつさむ)町との境界にある峠。主要道道和寒鷹栖線にあり,標高276m。峠の頂上から和寒側へ下る道はサクルシュケネブチ川に沿って走る。この川名はアイヌ語で「夏の道が通っている剣淵川」(北海道の地名)を意味し,天塩と石狩を結ぶアイヌの山越え道であった。昭和8年この古い道は町村道として再生し,同32年道道に認定された。昭和41年から改修工事が進み,同59年までに峠の頂上から和寒町の南丘貯水池までの数kmを除いて,ほぼ舗装が完了した(和寒町史・オサラッペ慕情1)。峠の和寒町側登り口にある南丘貯水池は昭和26年水田溜池灌漑用として設置され,近年町民のため南丘公園として整備されて町民の憩いの場になっている。上川盆地と名寄盆地を結ぶ第一の交通路は塩狩峠越えで,タカス峠は副次的な意義をもつ。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7004742