100辞書・辞典一括検索

JLogos

56

鶴ケ岱公園
【つるがだいこうえん】


釧路市鶴ケ岱にある公園。面積約1.6ha。釧路市の都市計画公園として,ひょうたん池を中心に造成された公園で,園内には武道館・テニスコート・プールなどがあり,現在では毎年5月にチューリップフェアが開催され,市民の憩いの場となっている。釧路市の公園構想の歴史は古く,明治20年当時の宮本郡長の「良い港には良園あり」の大構想を道長官に申請したのに始まる。第1次大戦中の大正5年に釧路町は365円余で払い下げられた国有地79町7反と町有地をもとに,本多静六に設計を依頼し,一部着工した。以後,釧路区・釧路市に計画は受け継がれたが,市の財政事情で公園予定地に浄水場や学校が建ち,計画は変更された。昭和12年改めて新設計を依頼,運動公園・植物園・動物園を含む規模のものであったが,日中戦争によって計画は頓挫した。昭和22年本多計画に基づく都市計画公園が鶴ケ岱地区に策定され,同24~26年に造成された。その区域はモシリヤチャシから市営グラウンド(現在の教育大学グラウンド)を含む232haに及ぶ広大な地域であったが,その中にはすでに市街化した地域や学校5,療養所などの公共施設が含まれており,昭和37年区域を変更し,現在の春採湖を中心とする春採公園(73ha)と,鶴ケ岱公園に縮小造成され,市の公園構想は一応完成した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7005248