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津賀野
【つかの】


旧国名:陸奥

津合流野・津軽野とも書いた。平川下流左岸に位置する。地名の由来は,「えそかすむつかろの野辺の萩盛このにしきゝのたてるなる覧」(尾張守親隆朝臣詠,久安六年御百首)などと詠まれる「つかろの野辺」にちなむものといわれる。文化14年津賀野と改称するまでは津軽野と呼称された。また,十三藤原氏の3代秀直が寛喜元年に安東太郎と戦って敗れた地という津軽野萩の台は当地内のことといわれる。
津合流野(中世)】 戦国期に見える地名。
津軽野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
津賀野(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7011775