出島
【いずしま】

旧国名:陸奥
尾浦半島の前面東方に横たわる群島。太平洋に向かい東方に突出した寄磯半島とともに女川(おながわ)湾を抱くようにしている。女川湾と雄勝湾の境界に当たる。中心の出島は南北3.3km・東西1.5km・面積2.8km(^2)・標高87.8mで,北部は狭く,南部に広くなっている。海岸地帯は出島・寺間(てらま)の地区の海岸を除いて絶壁で,岩礁が多い。内陸から前方に離れ出た島の意味から出島と呼ぶという。四子(与名子)館貝塚から縄文土器(上川名,大木6・7・10)が出土しており,さらにストーン・サークルの祭祀遺跡竪穴住居址も確認されている。元亨・嘉暦・元徳・元弘・貞和など鎌倉期から南北朝期にかけての紀年銘のある板碑がある。出島地区に入る坂道は急で,かつては物資運搬は背負い子によって行われていた。
【出島(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【出島(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7016702 |





