大林
【おおはやし】
旧国名:陸奥
「おおばやし」とも称する。南端を三迫(さんのはさま)川とその本流迫川が東流,自然堤防上に集落が集中する。地名の由来は,この地に柳林・雲南林の字名があり,林が広く続いていたところによると考えられる(宮城県地名考)。当地は山地が全然なく,字名に下中谷地,新谷地などが見られ,往古,迫川の遊水地帯であったと思われる(宮城県史16)。
【大林村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
【大林(近代)】 昭和29年~現在の若柳町の行政地名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7017010 |