小野
【おの】

旧国名:陸奥
船形山連峰の支脈が東にのびて形づくる七北田(ななきた)丘陵上に位置する。地域の中央を堂庭山の麓の沢から流れ出た水を集めて竹林川が北流し,この川の切り開いた開析谷とその中にある沢田を取り囲んで,七北田丘陵の山々が迫る。地名の由来もこのように丘陵上に位置する山野の形状からきたものであろう。宮床小学校小野分校の校庭から縄文土器を出土したほかは,原始・古代の遺跡はない。中世には竹林川・宮床川流域は黒川郡中迫と呼ばれ,ようやく開発の手が及んだと考えられ,「源姓黒川氏大衡家族譜」(水沢市大衡忠氏蔵/大和町史)には黒川景氏の弟氏胤が永正13年に小野邑主となり,天正12年(天文か)に兄と小野塁に合戦し敗死したことが記されている。
【小野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【小野(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7017142 |





