角川日本地名大辞典 東北地方 宮城県 19 桑針【くわばり】 旧国名:陸奥 江合(えあい)川と鳴瀬川の遊水地帯に位置し,標高15m前後の低平地である。谷地中・横堀などの小名がある。地名は,集落の部分が,周辺よりやや高い自然堤防上に位置しているために名づけられたといわれている。「針」は「墾」に相当し,畑地として開墾された所といわれる。【桑針村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【桑針(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7017581