有屋
【ありや】

旧国名:出羽
蟻谷とも書いた(新田本新庄領村鑑)。最上地方,金山(かねやま)川上流の山峡に位置する。地名は,「あり」は山の古語,「や」は弥(いや)の略で「山の重なっている所」の意であるという(安彦好重:山形県の地名)。地内には縄文時代の赤淵遺跡がある。当地の地名は現存する中世の文書・記録には見えないが,「奥羽永慶軍記」(集覧8)天正14年5月,最上義光と秋田仙北の小野寺義道との有屋峠での合戦の条には「都合千五百騎,歩者一万余人,有屋ノ在家ニ旗本居陣なり」とあり,また元和8年の書上げ(秋田藩家蔵文書/秋田県史資料,古代・中世編)にも「一有屋口合戦軍功ニ依長光之刀給リテ」とある。
【有屋村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【有屋(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7023635 |





