宮形村
【みやかたむら】

旧国名:出羽
(近世)江戸期~明治9年の村名。庄内地方,庄内平野北部,日向(につこう)川の支流荒瀬川下流左岸に位置する。はじめ遊佐(ゆざ)郡,寛文4年からは飽海(あくみ)郡のうち。はじめ上杉氏領,慶長6年最上氏領,元和8年からは庄内藩領。荒瀬郷に属す。村高は,元和8年の御知行目録では181石余,寛永元年の庄内検地高辻では186石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに188石余。地名は,城輪(きのわ)神社の社領の内を宮方ということに由来するという(出羽国風土略記)。城輪神社は貞観7年に正六位上,元慶4年に従五位上を授けられた(三代実録/県史15上)。同社には天徳4年の年紀を有する勅額がある。「出羽国風土記」には,衆徒屋敷・寺屋敷・正月油田・惣忌田・直会田(なおらいだ)・笛吹免などの小字が見える。鶴岡県を経て明治9年山形県に所属。同年星川興屋(ほしかわこうや)村・木之内村と合併して城輪村となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7027774 |





