八谷街道
【やたにかいどう】
米沢街道ともいう。米沢市と福島県喜多方市とを結ぶ。米沢市街地西部口田沢~入田沢間を経由する。福島県令となった三島通庸が,明治17年に会津三方道路の1つとして大峠越(1,150m)の新道を開削した。11万2,000円の地方税と国庫交付金・受益者負担金などを費やした。車馬の通行が可能であったため,明治32年国鉄奥羽南線の福島~米沢間開通まで大いに利用されたが,交通集落らしきものは発達しなかった。昭和11年山形県指定県道11号,同40年国道121号となっている。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7027986 |