上中川村
【かみなかがわむら】

旧国名:陸奥
(近世)江戸期~明治8年の村名。会津地方中部,宮川の扇状地の扇央部に位置する。大沼郡のうち。会津藩領。高田組上に属す。村高は,文禄3年の蒲生高目録では375石余,寛文5年の高田組万改帳(会津風土記風俗帳1)では503石余,寛政元年の「会津鑑」では570石,文化15年の村日記(県史10下)では580石余,「天保郷帳」566石余,「旧高旧領」568石余。化政期の家数27軒(新編会津)。寺院は曹洞宗成徳寺。明治4年の戸数24・人口128(若松県人員録)。同8年富岡村と合併して富川村となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7030259 |





