高田橋
【たかだばし】
二本松市高田地内にあり,阿武隈(あぶくま)川に架かる橋。主要地方道二本松浪江線が通る。昭和14年完成の永久橋。ここは江戸期から高田の渡しがあった所で,木橋の時代には洪水による橋の流失に備えて渡し舟が用意されていた。橋の東側より県道二本松三春線,および二本松本宮線が分岐している。この橋の南東部,小高い丘の上に粟の須(あわのす)古戦場の碑がある。天正13年二本松城主畠山義継が伊達輝宗を刺して自刃した所。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7032066 |