佐原村
【さはらむら】

(近代)明治23年～昭和30年の久慈郡の自治体名。八溝山塊，押川の支流初原川流域に位置する。もとは依上(よりがみ)村初原・槇野地・左貫。旧大字を継承した３大字を編成。役場を初原に設置。明治24年の戸数296・人口1,977，厩207。物産はコンニャク・茶・楮（沿革誌）。大正３年の戸数452・人口2,935。世帯・人口は，大正９年600・2,878，昭和10年609・3,225，同25年639・3,688。昭和30年大子(だいご)町の一部となり，村制時の３大字は同町の大字に継承。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7037333