若
【わか】
旧国名:下総
鬼怒(きぬ)川右岸の沖積地から,西部の洪積台地にかけて位置する。「続日本紀」天平11年3月28日条の「庚申,石上朝臣乙麻呂坐姧久米連若売,配流土左国,若売配下総国焉」に地名の起因を求める説もある。和歌神社境内には古墳が1基あるほか,東部の墓地付近に縄文土器片が散見される。字向島には和歌城(島城)跡があり,赤松祐弁の墓と伝える大五輪塔がある。
【和賀(中世)】 戦国期に見える地名。
【若村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【若(近代)】 明治22年~現在の大字名。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7040356 |