100辞書・辞典一括検索

JLogos

30

金枝
【かなえだ】


旧国名:下野

東を流れる荒川と西を流れる松川の間の沖積地に位置する。地名の由来については,応永34年植木氏が館を築いた頃に金枝源七郎によって開拓に成功したところから金井田と称し,その後金枝と改めたと伝えられる。字堀内に植木氏の館跡があったといわれるが,現在は水田となっている。江戸期にまとめられた「氏家宿古記録集」や「氏家記録伝」などによれば,当地は中世に「氏家二十四郷」の1つであったという。中世に当地は氏家郡内の郷村の1つで,氏家氏・宇都宮氏の支配下にあったと考えられる。「宇都宮興廃記」によれば,天正13年の薄葉原合戦に塩谷義綱の麾下として金枝金吾光任の名が見え(宇都宮市史),当地の武士とも考えられる。また,「今宮祭祀録」によれば,今宮神社の祭礼に際して,応永16年から天正10年にかけて5度にわたり,金枝郷から神長入道や神長宮内少輔などが頭役を勤仕したという(西導寺蔵/宇都宮市史)。
金枝村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
金枝(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7041259