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福猿橋
【ふくさるばし】


渡良瀬川に架かる橋。主要地方道足利館林線が通過。足利市猿田町と福富町を結ぶ。昭和44年竣工。トラス橋で,橋長291m・幅員7m。足利市街中心部から延びる足利館林線は当橋を渡り,渡良瀬川右岸で主要地方道足利邑楽行田線を分岐する。当橋は足利市東部と渡良瀬川南岸地区,さらに群馬県南東部との連絡橋の役割を果たしている。特に渡良瀬川南岸はバイパスとしての機能を有する国道50号が通り,御厨工業団地・問屋団地など新施設が存在し,当橋の交通的意義を高めている。橋の南には例幣使街道の宿場であった梁田(現,梁田町)が位置し,かつては対岸の川崎と木橋で結んでいた。また渡良瀬川両岸は江戸期から明治期にかけて北猿田・南猿田の両河岸が存在し,渡良瀬川溯航の終点となっていた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7043501