市場
【いちば】

旧国名:上野
渡良瀬川中流右岸の洪積台地および扇状地性低地に位置する。北に渡良瀬川,南に矢場川が流れる。台地には稲荷山古墳など20基の小円墳からなる市場古墳群があった。旧東山道と推定される道(主要地方道足利伊勢崎線)が西の只上から入って足利へ向かう。字稲荷に室町期と推定される9層の層塔があり,ここには樹齢500年以上の欅があり,市場の大欅といわれ市天然記念物に指定されている。また戦国期金山城の出城と伝える国済寺(道原)城と市場城の遺構があり,前者に市場氏,後者には長尾氏が居たと伝える(山田郡誌)。前者からは鎌倉期の板碑4点が出土し,貞治2年銘の五輪塔がある。市場という地名は鎌倉期館跡付近に多いという。
【市場村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【市場(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7044505 |





