根小屋
【ねごや】

旧国名:上野
根小谷とも書いた。烏川下流右岸,観音山の続きの丘陵が南東へ延びる城山の北麓に位置する。地名は,戦国期に武田信玄が築いた山城(砦)の麓の居館の地を意味する根小屋に由来する。南側は標高198mの丘陵が連なり,ここから根小屋七沢が北流,集落付近では天井川を形成している。中世以来鎌倉街道が通じ,山本里として栄えたとの伝承がある。烏川の対岸の佐野から「万葉集」にうたわれた「佐野の舟橋」を渡り,地内の鹿島神社・宝性寺,赤穂氏の台地,高木観音を結ぶ線が鎌倉古道という(多野藤岡地方誌)。近くの金井沢(山名分)に上野三碑の1つ金井沢碑(国特別史跡)もある。
【根小屋村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【根小屋(近代)】 明治22年~昭和31年の八幡村の大字名。
【根小屋町(近代)】 昭和31年~現在の高崎市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7046598 |





