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折原
【おりはら】


旧国名:武蔵

県北西部,荒川右岸に位置し,南・西部は外秩父(そとちちぶ)の山地。地名の由来は山の下り口の原であることによる(地名誌)。地内には縄文期の集落跡である増善寺・東国寺東・道上・南大塚・下こうじ・梅沢の各遺跡や,鎌倉期と推定される館跡(字堀の内)があり,常光寺は応永年間の創建で,天正年間に用土新左衛門が中興したと伝える。また武蔵七党丹党の薄三郎長房の2子泰房が折原に住して織原丹五郎と称したと伝えられている。地域は折原村一帯と考えられる。戦国末期,折原・秋山地域の武士は折原衆として鉢形(はちがた)城主北条氏邦に仕え,秩父孫二郎に属して家臣団を構成した。天正14年3月13日,秩父孫次郎と,同心衆に対し,北条氏邦は定書に鉢形城の秩父曲輪の掃除を命じており「二十三間 折原衆北表」とある(武文)。また天正16年2月25日の氏邦印判状によると,「折原衆」3騎が見え,黒瀬・保泉・長浜の3人が鑓・鍬・まさかり・縄をもって参陣すべきことが命ぜられている(彦久保文書)。
折原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
折原村(近代)】 明治22年~昭和30年の自治体名。
折原(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7048377