新島
【にいじま】
旧国名:武蔵
県北部,利根(とね)川と荒川の間に位置する。地名の由来は,古く玉井(たまのい)村の地であったところを文禄年間頃新島右近という人が開墾したことによるという。慶長13年の検地帳には玉井村新島分と載せてあったようであり(新編武蔵),「田園簿」では玉井新田,「元禄郷帳」には新島村の肩に「古者玉井新田」とある。地内には「従是南忍領」と刻んだ安永9年の石標,および樹齢300年くらいの一里塚がある。
【新島村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【新島(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7050952 |