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藤金新田
【ふじがねしんでん】


旧国名:武蔵

(近世)江戸期~明治10年の新田名。県南部,高麗(こま)郡のうち。古くは勝呂(すぐろ)郷浅羽荘川越(かわごえ)領に属したという。享保年間藤金村の北に武蔵野新田として農民伊兵衛が開発。享保10年検地ののち分村。30町5反余で幕府領。村高は天保13年29石余(郡村誌)。村の規模は東西・南北ともに4町。水田はなく畑地のみで原野林が多い。化政期の家数7軒。鎮守は八幡社。明治9年埼玉県に所属。同10年藤金村に合併。現在の鶴ケ島市藤金のあたり。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7051614