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棚沢
【たなさわ】


旧国名:武蔵

多摩川上流両岸の山間の地。入川・西川などが南流して多摩川に注ぐ。沢が棚状になって多くあるので棚沢といったという(西多摩郡村誌)。また古社の多名沢神社の社名による説があり,多名が棚に改められ唱えられたという(新編武蔵)。同社は将門伝説を伝え,三田次秀らが尊崇したという。鰐口の銘に「文和三年太歳甲午十二月十五日 藤原真吉 武蔵杣保(そまのほ)」と見える。また穴沢天神社は日本武尊の伝説があり,曹洞宗瑞亀山正法院は,山宮氏の女の瑞操貞亀大姉の開基といい,龍泉山法正院の開山の徳光禅師は,慶長18年8月27日没すという(新編武蔵)。
棚沢村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
棚沢(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7062281